冬至には、ゆず湯に入ると良い!
今日は冬至ですね。
冬至の日は、運を呼び込むために「ん」のつくものを食べ、ゆず湯に入ると良いと言います。
西日本に住んでいる叔父から、年によって「たくさんできたから」とゆずが届くことがあります。
全て無農薬で作った自家製!
料理に使うのも良いですが、やはりこの時期はゆず湯でしょう!
と、いうことでコレが届くと我が家ではゆず湯をすることにしています♪
さすがに大量に入れるのはもったいないので、少しづつ入れています。
冬至の日にゆず湯に入るのはなぜ?
そもそも冬至の日にゆず湯に入るのはなぜなのでしょうか?
一説によると、運を呼び込む前に体を清める「禊(みそぎ)」の意味があるとか、あるいは身体が息災で融通(ゆうずう)が効くようにというこじつけ?であるとか、様々言われています。
そのような意味や願いもあるのでしょうが、私は単純に「体が温まるから」だと思います。
ゆず湯には、血管を広げて血行を促進する効果や皮膚を守る効果などがあるそうです。実際、普通のお湯に入った時よりも、ゆず湯に入った時の方が体が温まるのが良く分かります。10分くらいお湯につかっているだけで、芯までポカポカしてきます。
また肌もツルツルになりますし、ゆずの香りは気持ちも落ち着かせてくれます。
昔の人は、経験的に「お風呂にゆずを入れると温まる」ということを知っていて(あるいは偶然知って)、それを広めるために「体を清める」などという意味を後付したのではないかな…と私は思います。
古くから受け継がれてきた風習や習慣には、その季節を快適に過ごす知恵が含まれています。
最初にも書きましたが、今日は冬至。
ゆず湯に入って、古くからの風習や考えを今一度見つめなおしてみるのも良いと思います。
潰すのはちょっと気をつけて。
ところで、このお風呂に入れたゆずですが、潰したりお湯の中で揉んだりすると皮や種、実の後始末が大変になります。お湯を循環させると詰まらせてしまう可能性もあります。
自宅ならともかく、公衆浴場の場合は施設の方にご迷惑をかけてしまうことになるので、そういう場所のゆず湯に入る時には、潰さない方が良いですね。
また皮膚の弱い人はピリピリ感じてしまうこともあるので、注意が必要です。