もう2カ月以上たってしまいましたが、劇団四季のミュージカル「オペラ座の怪人」横浜公演を観てきました。
写真は「オペラ座の怪人」横浜公演のパンフレット。
このミュージカル、以前も下の記事に書きましたが、私が演劇好きになったきっかけでした。
今回は、この時の札幌公演から約3年ぶりの観劇でした。
ミュージカルは、やっぱり生オケがイイ!
この横浜公演をわざわざ観に行ったのは、「生オケだったから」ということに尽きます。
やっぱりミュージカルは、生オケであるべき!
飛んでくる音の響きや音圧が、テープ演奏と全く違います。
音大を卒業して、フリーの演奏家も多い現在、地方でも生演奏できると思うのですが…。
ぜめて、専用劇場での公演は、多少チケット代が値上がりしたとしても生演奏にしてほしいです。
この横浜公演、生オケということと、神奈川芸術劇場の雰囲気も相まって、とても満足しました。
演出の変更がありました。
曲のキーや演出も少し変わりました。
特に、第2幕の墓場の場面。
今までは、クリスティーヌが亡き父を思っている所にファントムが現れて二重唱…という流れでしたが、この公演では、元々のロンドン版と同じように、そこにラウルも入ってきて三重唱になりました。ただ、ラウルの歌詞がちょっと分からず、残念。
1幕「Think of Me」も、ガラの場面の転調がロンドン版と同じようになりました。
全体的に、今まで日本独自の演出になっていたところが、ロンドン版寄りになった感じです。
ぜひ新バージョンのCDを出していただきたい。
ちょっと気になる所も…
総じて満足だったのですが、若干気になるところがあって…、
・ファントム(村さん)とクリスティーヌ(苫田さん)に比べて、ちょっとラウルが弱くて残念。
・生オケは良かったのですが、管楽器は入れてほしいかな。
あと、シンバルの音。
生だったのか、サンプリングだったのか分かりませんが、いつも鳴りそこないの音だったのが気になりました。