先月末から今月頭にかけて、旭川では大雪になりました。連日の積雪で除排雪が追い付かず、市内の道路はあちこちで渋滞。毎年のこととはいえ、何とかならないものでしょうか…?
信州には「寒明けの七雪」という言葉があるとか
北海道でテレビにも出演されている気象予報士の菅井貴子さんの著書「北海道のお天気ごよみ 365日」(北海道新聞社、2011年)によると、信州には「寒明けの七雪」ということわざがあるそうです。「寒が明けても七回雪が降らないと本当の春は来ない」という意味なんだとか。
菅井さんは「札幌の統計でも過去10年間に平均7回前後の大雪(10cm以上の降雪)がある」と書かれていますが、旭川はどうなのか?ということで、気象庁のデータで調べてみました。
※写真は、以前の大雪の時に自宅玄関を撮影したもの。
旭川でも大体4回以上の大雪があります。
気象庁のホームページで、旭川の過去の気象データを見てみました。
立春後、雪がなくなるまでに10cm以上の降雪が何回あったのか?
ちなみに、10cmの降雪というのは、かなりの大雪で、先日2月4日に旭川で降ったのが18cmです。また、旭川の人なら「1月3日の大雪」と言えば理解してもらえると思うのですが、あの日(2013年1月3日)の降雪が17cmですから、どれくらいの大雪なのかは分かると思います。
(積雪じゃなくて降雪量ですので、ご注意を)
2018年…5回
2017年…4回
2016年…5回
2015年…4回
2014年…4回
2013年…7回
2012年…7回
2011年…4回
2010年…10回
2009年…9回
もうこれくらいでいいかな?大体4回以上は大雪になっていますね。中には4月に入ってから2回も10cm以上降った年もありました。これを見ても、まだまだ雪が降る&積もるということが分かりますね。下の記事には「旭川の積雪のピークは2月下旬~3月上旬」ということも書いています。
関連記事:2019年1月31日「寒さの底は抜けました!けど、ちょっと低温注意。」
この先は雪が重いので、雪かきの時は注意!
上の記事にもありますが、平均気温はだんだん上昇していきます。ということは、湿り気の多い重い雪が増えて行くことになります。
このため、この先は雪かきの時は腰痛などに要注意です。
腰痛の予防にふくらはぎをやわらかくしましょう。
腰痛の予防対策として、まず雪かきの前には軽く準備運動をしてください。そして、雪かきが終わったらふくらはぎを中心に足もみをしてください。
おススメとしては写真のようにラップの芯をつかって、ふくらはぎをしごくのが一番お手軽です。
ふくらはぎをやわらかくすることは、腰痛の予防にもなります。
--以下、引用---------------------
重いものを持ち上げたりするとき、お尻の大臀筋や太もものハムストリングス、大腿四頭筋、ふくらはぎの腓腹筋、背中の脊柱起立筋や広背筋などがバランスをとって、腰椎に負担がかからないようにしているんですね。
※参考文献 川島敏生著「ぜんぶわかる筋肉・関節の動きとしくみ事典」成美堂出版
なので太ももの筋肉が硬くなっていると、そのバランスが崩れるので腰にかかる負担が大きくなってしまうようです。
これは太ももだけでなくて、ふくらはぎも同様。
2014年4月6日のブログでも紹介しましたが、ぎっくり腰になりやすい方は、ふくらはぎの内側が硬くなっていて、痛いポイントがあるようです。
足もみをして、足の筋肉を柔らかくしておくことは、腰痛の予防にもつながります。
何度も書きますが、お風呂も大事!
お風呂に入って体を温めることは、血行が良くなることで疲労物質が溜まるのを防ぐだけではなく、リラックス効果で睡眠の質も高めますし、自律神経の乱れを整えてくれます。
特にこれからは気温の上がり下がりが激しくなる傾向にあります。
気温の変化に体がついて行かないこともありますので、普段からお風呂に入って、ストレスを上手に逃がすようにしましょう。
非常に強い寒気が入るという予報があります。
北海道地方は、8日頃10年に一度レベルの寒気が入るという予報も出ています。雪だけでなく、寒さにも注意が必要ですね。
お天気の変化が大きい季節になりますが、お風呂や足もみなどで毎日の健康管理をしっかりしてくださいね。